得意教科、苦手教科
学生時代、得意教科とか苦手教科とかありました?私はかなり極端でした。
目次
- 私の苦手教科
- 得意教科もある
- なんの話がしたかったか
- そしてもう一つ言いたかったことは…
私の苦手教科
私は運動協調機能障害という障害があり、自分の身体を自分の思い通りに使えない子供でした。大人になってから何度かパーソナルトレーニングに通ったおかげでかなり筋肉の動きを意識できるようになりましたが、とにかく体育がからっきし。体育が5段階評価で2になった時は、亡くなった父に「五体満足なのに体育で2とはどういう事か」と正座でお説教された記憶があります(1980年代の事なのでお許しください)。
あと、地理・歴史あたりも全く記憶できず、大学受験で理系を選んだのもそれが原因でした。全く理由は分からないのですが、社会科は壊滅的でした。高校受験でも社会の点数が悪すぎて合格が危ぶまれました(ほかの教科はほぼ満点なのに社会がめちゃくちゃすぎて偏差値が72より上がりませんでした)。
得意教科もある
ありますよ、得意教科も。
国語は学習障害があって漢字が読めるけど書けない(今は克服しました)ということ以外は現代文でも古典でも漢文でもテストで間違えることはありませんでした。
理科も不思議と何でも覚えられたので、物理でも化学でも生物でもテストでバツがつくことはありませんでした。
数学は計算が得意でした。4歳からそろばんを習ってかけ算九九も幼稚園の頃にマスターしていたので、小学校の算数が簡単すぎて苦痛でした。ただ、漢字が書けないのと同じ理由で図形が壊滅的、あと計算も微分わかるけど積分ダメで苦労しました。
英語は小学校2年生から英会話教室に通っていましたが、英単語が分かるようになっただけで全く喋れるようにもならず、英語を好きにもならず、社会よりは覚えられるかなぁ程度だったので受験勉強の大半を死ぬ気で英語を克服する時間にあてることになりました。まともに英語が話せるようになったのは一昨年からです。
なんの話がしたかったか
ここまでは前段。なんの話がしたかったかというと、義務教育とか学校教育っていいよね、というのが一つ。
だって、いま振り返ると日々の学校通いの中で、自分自身の得手不得手や障害特性がちゃんと暴き出されていたのです。昭和生まれの私にとっては、なぜかうまくできない…というだけだった苦手教科も、いま様々な特性が類型になり明るみになってきてみると、きちんと答え合わせ可能なわけです。
これは、まず一通り基本的なことに向き合ってみるという意味ではすごく大事なことだと思います。
また、ある程度大きくなってからは自分が苦手だったことに対して違うアプローチを用いたらどうなるのかということも積極的に試せるようになりました。受験勉強の時に苦手科目克服のためにあの手この手で頑張ったこと、大人になってからもざっくり運動が苦手でも専門家の力を借りれば乗り越えられることなどが分かったのもその後の人生にとても重要な気づきでした。
そしてもう一つ言いたかったことは…
もう一つは、あれです。
相変わらず社会が苦手です、私。
おかげさまで昨日今日と宅建の五問免除講習を受けてきたんですが、絶望的に問題文が読み進められない…。こういう意地悪な日本語の設問と、人間が決めた法律や判例がどうしても頭に定着しないんですよね。
果たしてちゃんと免除のテストに受かったのかどうか…。
結果は後日なのですが、もう免除されていようがいまいが、宅建受けます。
ちゃんと受験生として秋まで頑張ります。とほほ。