会話と記憶の長さ(なんとか構文)

最近流行りのなんとか構文の話。時事ネタなのでわからない人を置いていく感じでごめんなさい。
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目次
  • なんとか構文って言うけどさ
  • 私の目から見えていたもの
  • コミュニケーション不全の原因

なんとか構文って言うけどさ

まぁ、それ以前の誰々構文じゃなくて、最近流行ってる長いやつに関して。
私は、あのなんとか構文の元になったやり取りをリアルタイムの中継でずーっと見ていました。特に違和感なく、そりゃ怒らせるよねぇと思いながら。
しかし、最近は切り取りみたいに後半の部分だけがXなどで一人歩きして、そしてウザいと言われている。まぁ、あの部分だけ取り出して文字で見たらウザい。
しかし、ああいうのにコメント欄に応酬している人たちもいて、事実はあれだけではわからない。わからないというか、ウザいところだけ切り取っているので誘導だと言われてもおかしくない。

私の目から見えていたもの

私が受け取った流れ
  1. Aさんがインタビュアーとして質問する
  1. きかれた人、仮に甲乙の甲さんとしましょう…が返答する
  1. Aさんが甲さんの主義主張とは明らかに違う質問を敢えてする
  1. 甲さんは基礎情報もないのに訊いているのか、それともわざと自分の主張が曲がって聞こえるような聞き方をしているのか、と若干不機嫌な対応ながらも明確に回答する
  1. Aさんの隣で話をきいていたBさんが甲さんにAさんの4と同じ質問をする
  1. 甲さんは、Aさんの4の質問を隣にいたBさんが聞いていなかったことに呆れながら、同じ内容ですよと返す(ここから「なんとか構文」)
  1. Bさんが甲さんの塩対応に機嫌を悪くして詰める
  1. 甲さんは4でAさんに答えたじゃんと主張する(実際具体的に答えていた)
  1. 7,8の繰り返し
  1. 時間切れ(ここまで「なんとか構文」)
 
問題は多分これ
  • Aさんは下調べをしていなかったのか、意図的に甲さんの主義主張を曲げようとしたのか不明
  • BさんはAさんと甲さんのやりとりをちっともきいていなかったもしくは質問に台本があった
  • 甲さんは以前から、同じ場で問答があったことは周囲の人も100%きいていてほしいと思っている。特に同じグループなら数ヶ月前に同じ場で行った問答も議事録があるから覚えていてほしいし、今回のように同じ時間空間での出来事ならなおさら当然に聞いていてほしいと思っている。ここから外れた場合、甲さんはあえて内容を繰り返さないで相手を切り捨てることが多々ある。※わからないとか聞いていなかったと伝えれば甲さんは機嫌が悪くなりながらももう一度同じ話をする事例は多々記録が残されている

コミュニケーション不全の原因

私が受け取ったこの問題の原因は、AさんBさんその他大勢は「なんか目の前で起きたことに反応して喋ってる」という生き方をしていて、甲さんは「前後関係も把握して概ね記憶し、流れの中で生きているので一度話し合って答えを伝えたものを何度も繰り返すのは時間の無駄」という生き方をしている。
私も後者タイプなので、会議で何度も同じ話を蒸し返されると「それは前回結論が出ているので議事録を読み直してください」と言ってしまうタイプです。言ってしまうがために前者の皆さまからは疎まれがち。嫌われがち。
でも、嫌われても社会を変えたいなどと思ってしまえば、刹那的な生き方はできないはずです。私は、前後のこともできる限り記憶して、目先のことに振り回されずに改革していきたいと思います。どっちが正しいということもないのかもしれませんが、とにかく気になった時事ネタだったので突っ込んでおきます。(学者というのも本来後者のタイプであるはずなので、Bさんはタレントさんなんだと思いました)