変な会社の仕組みを作るのは難しい(前編)
タイトルの通りですよね。だからこそやりがいがあるわけですが。
仕組みを作るとはどういうことか
仕組み、と一口で言っても、それが作業手順書的なことなのか、もっと大きな枠組みのことなのかは時と場合によるわけですが。
私がこのブログのタイトルにもしている「仕組み」は会社組織そのもの、もっと言ってしまえば社会の産業構造ぐらいまでの規模を意識しています。
私たちの会社で試したことを、更に社会へ。視線は遥か先を目掛けながら、足元から一歩ずつ組織をデザインしていく。
理想と現実
こうしたら上手くいくのでは?という仮説を検証すると、望んだ結果が出ることもあれば、思いがけず酷いことになったりもします。理想と現実ではありますが、失敗したからダメってことではありません。
大事なのは、試行して結果を見てまた精度を上げて挑戦して、自分たちが動いて得られたナレッジから独自のセオリーを見出すこと。つまり、ひとつの知識が積み上がれば結果どうこうではなく、より良い状態に近づくというだけなのです。
いまの課題
まぁ、NKSはまだまだ課題だらけです。でも、それで正解。仮説検証を始めてエラーがどんどん出るのでそれを修正してリトライできる。どれだけテストできるかが今後の行く末を決めます。
しかし、もう8ヶ月ぐらい人の問題に関する次の手が見いだせずに試行錯誤しています。本人が仲間だと思った日からメンバーになれて、忙しくなったり違和感を感じたら自由に距離を置いていいはずの会社で、私たちの理念に共感できない人が居座るという予想外の事案が何度か起きたところで、ようやく人間心理のあれこれについて思い直したわけです。
後半に続く