得意なことを伸ばす
組織運営で大切なことの一つに、メンバーの得意なことを伸ばす、というのがあります。
私の不得手なこと
私は事務仕事が下手です。
そう言うと、謙遜しているとか、下手って言っても限度があるでしょとか思われる。
しかし、32歳から4年間小学校のPTA会長をしている時も、半年も経たないうちに絶望的に事務仕事ができないことがバレ、頼むからもう事務作業には混じらないで指示だけ出してくれと言われたものです(遠い目)。
紙が半分に折れない、ハンコが綺麗に押せない、ホチキスすらあっちこっち向いてしまう。
一昨日は契約書を印刷するのに、正しい契約書を仕上げるまでにその3倍近いミスプリントを刷り出してしまったのでした。
私の得意なこと
一方、なぜか営業スキルみたいなものは高い私。
自分で経営していた会社がうまくいかなくて必死だった時期が長かったというのも当然ありますが、相手が必要としている話題を、相手にわかりやすく伝えるとか。今の不動産管理のお仕事で言ったら、オーナーさんの現状とこれからを表にして示すとか。そういうのがすこぶる得意です。
ちなみに、4歳からそろばんを習っていたので、提案書に使うような計算はめちゃくちゃ早いです。
等身大で生きること
というわけで、私は苦手なことに向き合いながらも、得意なことを活かして売り上げに貢献して生活しています。
上手に仕事をするために必要なのは、等身大であることなんじゃないかと思います。
苦手なことはきちんと苦手、できないことはできないと伝え、その上で、克服しようと常に努力する。そして得意なことはきちんと得意だということも伝え、困っている人にはそのスキルで貢献する。
それを続けていると、自然に自己肯定感は高くなり、組織の一員として幸せに生きられるなと実感しています。
大事なのは、素直で、過大評価も過小評価もしないこと。
今週は営業の成果もたくさんあったので、これからも楽しくお仕事を続けていきます。