勝てば官軍
別に何の話でもないです。ないってば。
勝てば官軍と言いますね
まったく日本のことわざはすごいなと思います。
勝てば官軍負ければ賊軍。まさにその通り。
勝てば官軍負ければ賊軍かてばかんぐんまければぞくぐん戦いに勝てば、勝ったほうがすべて正しく、負ければ賊軍ということになる。勝敗によって正邪善悪が決定されるのが、この世の習いらしい。明治維新のときに作られた言葉。
まぁ結局、みんなそれぞれに正義があるわけで。どちらか一方が悪なんてこともないのです。ただ、ハンドルを握った方が動かす。それだけなんでしょう。
仕組みに文句を言うならまずそのルールで戦って勝て
そういえば友人の代議士に、投票したい相手がいないので白票を投じてもいいのかと尋ねたら、それなら自分で立候補してくださいと言われたこともあります。
自分で結果も出さずに文句を言うのは、やらない言い訳だと思われても仕方ない。だったらきちんとルールに則ってやりきって結果を出した上で建設的に意見したらいいなと、私も思います。そう、つまりそれも勝てば官軍なのです。
勝たずに文句を言った場合
まぁつまり勝ち切れなかった場合はたいていガッツリ叩かれてしまいます。
それもまた世の常。負ければ賊軍。
私はあまり勝ち負けがどうのなどとは考えないようにしていますが(若い頃に勝気すぎてトラブルばかり起こしていた反省の中に生きています)、一足飛びに世界を変えるためには結果を出し続けることが重要だと知っています。
口先でいいことを言う奴は多くいるけれど、誰が見ても評価可能な結果でなければ嘘や妄言と変わらない。もちろんいい結果に結びつかないことも多々ありますが、成功への途中経過であると自認して、他人に無理に評価されようなどと歪なことは考えず、淡々とその結果を見つめて官軍を目指せば良いと思います。
いや、別に誰のことも思い浮かべてないです。お疲れ様でした。