歯は命
歯の重要性みたいな。
歯が弱い
子供の頃から虫歯だらけでした。
祖母も祖父も総入れ歯で、母も40過ぎには入れ歯。弟たちも歯は強くなさそうでした。
私も小さい頃から歯医者通いが続き、次から次に神経を取っては詰め物だ被せ物だと毎週忙しかったです。
好きになれなくてごめん
基本的に、サービスプロバイダには常に敬意を払っているつもりです。
私自身、飲食店を経営したりネイリストをしたりと、接客もしてきました。
しかし。歯医者さん。
どうしても好きになれません。
だって痛い。だって怖い。ごめん。
私の歯のこと
今からかれこれ10年ちょっと前。
親知らず4本と虫歯になった歯1本を失い、下の前歯6本と若干虫歯になった歯1本を残して全部神経が無くなりあちこちの歯医者で様々な材料と様々な高さで治された私の歯を見た先生が、まとめて自費で治そうと言い出しました。
この先生がなかなか変わった治療をしたり、新しい機械のテストに私を使ったりしていたので、まぁ何だか拷問みたいな目に遭ったり語るとキリがないのですが、とにかく21本の歯のうわものを一気に入れ替えるという大工事をされました。
歯はお金がかかる
大工事にあたり、新車のプジョー1台分ぐらいのお金を歯に投資しましたが、その後も歯のトラブルは起こり続け、別の歯医者でレントゲンを撮ったら歯根に何本か折れたワイヤーが残っていたり、そのあたりの歯茎がダメになっていたりと、まぁ色々困り続けてきました。
噛む力を弱くしようと言った先生にはマウスピースを作られ、顎を弱くするためにボトックスを打つか悩み(結局打たなかった)、壊したり治したり、もはやよく故障する機械を抱えて生活している感じです。
もしもはないけど感謝してる
もし、あの時21本直していなかったら…と想像すると、まぁどっちに転んでも私の歯はダメだったと思うのですが、上にジルコニアを乗せてもらったおかげで見えている歯が虫歯になることはなくて快適でした。
もうそれで充分だと思っています。ありがとうジルコニア。もう何本も壊してしまったけれど。
ジルコニアはそんなに壊れません
ところで今月から新たに通い始めた歯医者で、先生に言われました。
ジルコニアはそんなに壊れません。それは仕上がりに問題があったんだと思います。と。
うちでジルコニアを噛み割るような患者さんはいない、とのこと。あら……。
あと、そんなにお金をかけたならもう少し壊れず持って欲しかったですよねぇ。と。まぁ正直私もそう思ってます。まだまだ子供たちにお金もかかるのです。ま、それこそもしもはないので仕方ない。
しかし、事実いま私の口腔内はピンチ。あちこち痛んで歯ぐきも歯根も大変な事になっているのです。
見積もりをもらった
さて、そんな私の歯。
全部きちんと治したらいくらかかるのか、計算してもらいました。
だいたい、テスラ1台分です。
プジョーなら2台分。
この口の中に、芸能人のガレージみたいなものが入っているイメージですか。そうでもないか。
家は買えないですが、そろそろ……いや、まだ買えないか。大丈夫か。
まぁそんな金額です。
どうする私
どうするもこうするも、最近思ったんですけど、結局何に投資するかって最後は健康だと思います。
命あっての物種だし、健康だからできることも多い。
一度は寝たきりになった私です。悲観はしないけど、元気な方が働きやすいのはわかっています。
これから歯のために働く必要もあるでしょう。それもまた運命。快適に生きて、働き、社会に貢献するために必要な利益を確保して頑張るのです。
どうせあと100年も経たずに死ぬんだから、やれることは全部やって楽しんでみようと思います。