コミュニケーションのスピード感
喋る速さとか、いろいろ。悩みます。
ラジオパーソナリティをしていました
誰かに聞いてもらうためのトークをすることが多い人生でした。
19歳でラジオに出るようになってから、テレビ、ラジオ、講演など、誰かにトークやスピーチの形で伝える仕事がずっと続いています。
何度もトレーニングを受け、スピーチトレーナーの資格もあるので「いざ」と構えた時の正解はだいたいわかります。
問題は、コミュニケーションの中での会話のスピードです。
私が話すスピードって…
実際、相手のあることなので、基本的には相手に合わせます。
日本語が母国語でない方と話す時は、明瞭な発音とわかりやすい文法を心がけています。最近、日本語が上手なネイティブでない方と接する機会が多いので、このあたりは特に注意しています。
そもそも私の英語の先生であるBruceが私にわかりやすい英語で話しかけてくれるのと、話が盛り上がりすぎて彼がネイティブなスピードになるとマジでわかんないぞ…という瞬間がぼちぼちあるので、逆の立場で考えて気をつけるようになりました。
日本語ネイティブの人でも、話すスピードは人それぞれ。
いろんな指標がありますが、発達のムラとかをさっぴいて、話すスピードだけでみると割とIQに依存してるかもなぁと思うことが多いです。偏差値72のゴリゴリ進学校な高校にも、名前を書けば入れるFラン大学にも在籍していた自分としては、どっちがいいとか悪いとかいうこともないと思います。
高校の時は変な奴が多いなぁ、友達の作り方がわからないなぁ、と思ってたけど、大学入ったら初日でいきなりカラオケいこーぜ!ってすごいコミュ力でみんなが団結してあっという間に仲間になっちゃうみたいなのも経験して、偏差値もIQも個性みたいなもんだなと思っています。
あと、IQは一生だいたい同じとか言いますが、子供の頃はたいしたことなかったのに最近うっかり測ったら120超えていて、なんかの間違いかなと思って1ヶ月後に測り直したら130だった(参考値)ので、もう怖いから測るのやめましたけどやっぱりあてになりません。
で、全部すっ飛ばして結論だけ言うと、私は自由に話せと言われたら話すスピードは相当早いです。
仕事のミーティングで話すスピード
というわけで、相手がめっちゃ早いスピードで会話をしてくる時は、心置きなく同じスピードでしゃべります。そうでない時は相手に合わせます。話すのが遅い人は理解にも同じだけ時間がかかるので、こちらだけ早いと置いてけぼりにしてしまうわけです。
で、仕事を進めるという一点だけに絞った状況なら、話すのが早い人同士の方が仕事の進みは早いです。周りが驚くようなスピードで事態を進めることができると、それだけで何倍もの成果を出すことができるようになります。
より成果が出せて稼げる人と一緒に仕事をして自己成長したいなら、早く話せるようになるというのは大事な指標です。あと、会話を短く区切ってラリーの回数を増やす。黙って悩むよりは、その悩みすら口に出したほうがいいです。黙って悩んだところで、すぐ答えるのと結論はほぼ同じです。
別に結論はないですが
早く話せる人が遅く話すのは簡単ですが、遅いことが身についてしまっている人が早く話すのは難しいです。ならば、臆せずトレーニングするのが大切。
話すのが早い人と定期的に話す時間を持つと、自分もそのスピードまで早く考えられるようになります。きっと私のIQが上がったのも、根気強く相手をしてくれる周りの皆様のおかげです。
最近もまた、ちょっぱやで話す方と打ち合わせしています。まだまだ私は成長できそうです。楽しい。